
■クラブに関わる人々が素晴らしい人生を送る
「素晴らしい人生」とは皆さまざまであって一つの答えはありません。
ただ家族全員が仕事や学業・習い事に「忙しい」と心を亡くすような日々ではなく、「子供のために」と親が全てを犠牲にして成り立つような日々でもなく、「仕事だから」とスタッフに過重な労働を強いるようなものでもなく、クラブに関わる一人一人が心に余裕を持ち、その余裕を子どもたちやほんの少し大変な時期を迎えている人々へ気を向ける。
そんな普通が一番難しい毎日の中に、当たり前の楽しみを創り出すお手伝いを我々クラブがしたい。プロを輩出することや試合に勝つことよりも、大前提としてまずそう考えています。
■大人が変われば子どもも変わる
長年育成の現場に立つとそれなりに経験を積み、それなりに指導の手法も増えてきます。何人かお子さんを育てられたご家庭や地域の少年団などでボランティアコーチをやられてもそうなのではないでしょうか。しかし、ご存知の通り人間は多種多様であり、育成手法に全員に効く魔法の一言や万能薬はありません。大人である我々が常にアンテナを立て続け、日々アップデートしていくことで子どもは常に成長を遂げていくものです。
クラブチームの指導者同士での定期的な指導実践会や多様な専門分野の講習会へと脚を運び、常に子どもたちの前で最新にアップデートされた大人であれるよう行動を積み上げ続けています。サッカーは常に進化し続けていて日本の指導は20年遅れていると言われています。医療も科学なども同様ですが立ち止まってあぐらをかいてはいられないのです。
またクラブ自体も2006年から常に新しい取り組みと環境設定を行いアップデートし続けています。


