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  • 執筆者の写真Club Atletico Yokohama Cerera

U-12 ATHLEAD SUMMER CUP

更新日:2020年2月18日



8/9(金)〜8/11(日)U-12 ATHLEAD SUMMER CUP @山梨県


今年の夏もこちらへ。

夏の本栖湖は山にも囲まれ天候が頻繁に変化していきますが、比較的涼しい環境の中、天然のミストが降る時間帯は本当に有り難いです。この遠征では4年生2名、5年生7名、6年生3名で臨みました。


【Day 1】

市が尾駅集合から高速バスで本栖湖へ直行。早めに到着後は市内を探索しようと考えていましたが、搭乗直前に大渋滞との報告。別ルートの選択肢もありましたが、試合時間へは間に合いそうなので行程変更はしませんでした。


本栖湖駅周辺は例年通り外国人観光客で賑わっていました。皆、服装からして富士登山。良い山行になると良いですね。


運転手さんの予測より早く到着したので、皆が一部計画していたうどん屋さんへ。グランドで決断の遅い選手はこんなところでも優柔不断ですね。オーダーを決めるのに迷いすぎ。日常から早い決断を癖付けていこう。大会会場への送迎バスの時間を気にし急いで食べていたマサが半分吐きながら涙目で食べていたのが面白かったです。


遠征は普段見れない彼らの貴重な姿が見れるのが有り難い。グランドで見せる彼らの意思決定の根っこは日常生活の反復から来ている。そんなことはグランドへ辿り着くまでの彼らの姿を見れば一目瞭然でした。今遠征のテーマは「普段とは180°違った自分」になることへの挑戦を彼らへ求めました。一体どのような姿を見せてくれるのでしょうか。


■1次予選


0−2 v 多摩小SC【東京】

1−6 v ジョカーレFC【千葉】(ゲン)


多摩小とは昨年の遠征で戦いました。非常にセレーラに近いプレーモデルを持つチームなので考えていることが予測しやすいのですが、プレーモデルが拮抗した先の個人のぶつかり合いでは毎年圧倒されてしまいます。しかし、多摩小の選手はどうしてあんなにサイズが大きい選手が多いのか。食事管理など何か秘訣があるのでは?次回また同様だったら少し掘り下げて話を聞いてみようと思います。





ジョカーレとの戦いは遠征シーズンの到来を感じます。

彼らの巧みな技術には毎年驚かされます。けれど、状況に合わせたプレーをあまりして来ないので一進一退の攻防になることが多かったのですが、今年は技術に合わせ状況把握をし更に走力を使って圧力を掛けてくる攻撃に終始圧倒され続けました。彼らもまた進化し続けている。冬の再会を心待ちにし少しでも差を詰めたいですね。


あっという間に終わった初日でしたが、そのくせに体は疲労困憊。




【Day 2】

朝の身支度から。遠征ではくろがねのように布団の出し入れが無いため、選手たちは余裕を持って行動できています。基準が高いからこそ生まれる余裕ですね。


■1次予選最終節

0−3 v エルソールFC【東京】


■2次予選

0−7 v 北浜SSS【千葉】

3−1 v エルソールFC【東京】(ゲン×2、ムラ)


3試合をペース配分して戦うトレーニングではなく、1試合を全力で戦うトレーニングを積んで来ました。それを3試合目でようやく気付いた彼らは1次予選で破れた相手を圧倒することに成功しました。積み重ねてきた相手を迎え撃つ強度の基準を自分たちで下げてはなりません。それは相手にとっても余裕が生まれる行為なのですから。僕らは同年代が揃っていない状況、それをひっくり返すには息をつく暇なんてありません。また1歩、頑張れ頑張れ。




試合終了後には本栖湖へ海水浴ならぬ湖水浴。火照った体を水で鎮める、夏休みに最高な環境ですね。ここでは親愛なる指導者仲間たちのチームと交流。大変お世話になりました。



皆が湖水浴中、火照った体を更に火照らせていた選手が1名。試合中のアクシデントにより骨折が診断されました。応急処置前は相当痛がっていいましたが、処置後の写真では落ち着きを取り戻しています。一先ず安心。彼と私は残念ながら本栖湖で涼むことなく病院へ直行。彼に至ってはズレた骨の箇所を修復する作業でさらに体を火照らせ、頬を濡らし、院内に叫び声を轟かせていました。惜しい、その力強い声量はグランドで聞きたかった。


これにより濡れることを一切禁止された彼。大会終了後のレクリエーションを温泉と計画していた選手たちの緊急会議は深夜まで続くのでありました。スマホを駆使し情報をかき集める、新たな時代の子どもたちはこういう環境から育っていくのですね。




【Day 3】

最終日の朝は急遽企画された女子チームによるエキシビジョンマッチ。関東から集まったサッカー女子たちによる融合。最終日の朝で少々疲労の表情を見せていましたが、時間の経過とともに体も心もスイッチが入り出し、U-11男子に勝利。やはり男子に混ざってプレーする女子たちは男子と違わずアグレッシブで良いですね。セレーラからもルカとベニが参戦。彼女たちは神奈川県女子サッカー選手権などへは参加して来ていますが、神奈川以外の女子と共に戦い繋がれる機会は初めて。最高でした。



■2次予選最終節

1−6 v 中村FC【東京】(ゲン)


■7位決定戦

2−2 v エルソールFC【東京】(ゲン、ルカ)

PK2-1(ルカ、ゲン、ソラPKストップ2)



長いようであっという間の大会が終わりました。

それで今回のテーマ「普段とは180°違った自分」にはなれたのか?

彼らの答えは「NO」でした。


課題を提示し少しづつ改善していく作業、止まることなく走りながら続けていこう。





大会後は優秀選手によるエキシビジョンマッチ。

横浜セレーラからはアオイとゲンが選出。

表情が、く・暗い・・・(苦笑)

低学年のベンハミンたちに暗いと言われる6年生たち。精一杯の笑顔でも右。



それでもプレーは白熱。2人とも職人気質なんだよね。ハートは熱く、プレーは黙々と。男は黙ってやるべきことをやる。そんな不器用な奴ら。


みんな3日間お疲れ様。


【レクリエーション】

結局、前夜の緊急会議でレクリエーションは水族館へ変更となったようでした。しかし、これも帰りの風穴・氷穴渋滞で予定を変更する羽目に。もはや本栖湖あるあるです。


疲労と失望から落胆する彼らにたまには大人が手を貸してあげなければなりません。




はい、ドン。来ました。本栖湖からの河口湖です。

また湖かいと思うでしょうが、「見る」水族館より「遊ぶ」湖。

そして5感で感じる非日常ですね。


そしてそんな行程中、誰に頼まれるわけでもなく骨折マンを支え続けてくれていた男がムラ。「人に迷惑をかけたって良い。人の役に立つ人間になろう」というセレーライズムを体現するイケメンショット3連発をどうぞ。



安定のお笑い担当w


選手として同じ力を持つ選手が2人いるならば、その競争は間違いなく沈んだ空気を明るく変えられる彼のような選手が選ばれることでしょう。しかしこうして仲間を支え、チームの役に立とうとする姿はお父さん・お母さんと完全一致ですね。


こうして我々の3日間における非常に濃度の濃い遠征は帰りのバスで熟睡しながら終えていったのでありました。遠征中の写真はまだまだありますが、ここでご紹介するのは労力が掛かりますのでFacebookにて全て掲載します。


3日間、よく頑張った。



遠征中対戦しましたチームの皆様、ATLEAD関係者の皆様、本栖湖スポーツセンターの皆様、いつも背中を押して下さるご家族の皆様、有難うございました。



Club Atletico Yokohama Cerera

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